▶耳鼻科で治療する代表的な口、のどの病気について説明しています。
口蓋扁桃肥大(こうがいへんとうひだい) 口を大きく開けたときに、のどちんこの両脇にみえる口蓋扁桃は、通常5-7才ごろに最も大きくなり、その後は徐々に小さくなっていきます。この口蓋扁桃が著しく大きいことにより、睡眠時無呼吸や摂食障害などの問題を生じる場合には、ご希望により手術(口蓋扁桃摘出術)をおこなうこともあります。この手術は昔から比較的よく行われている手術ですが、術後の痛みや出血などのリスクから病院に10日間ぐらい入院して行われます。
アデノイド肥大(あでのいどひだい) 鼻の奥のつきあたりの上咽頭にあるアデノイドは、通常3-6才頃最も大きくなります。通常見えない場所にあり、内視鏡カメラなどで観察し診断します。著しく大きい場合は、鼻閉、睡眠時無呼吸などの原因になることがあり、ご希望を考慮のうえアデノイド切除術が行われることがあります